インタビュー

大企業からベンチャーへの転身。未経験マーケターが語る、決まりきった世界から抜け出す覚悟とは。

マーケティング部 | 鴉田 絵美理

慶應義塾大学法学部政治学科を卒業。新卒では大手旅行代理店で法人営業を経験。2022年にヒュープロへ転職し、現在はマーケティング部にて、
ナーチャリング施策とオウンドメディア「Hupro Magazine」の企画と運営を担う。趣味はダンスとオリーブオイルを食べること。スペインが大好きでオリーブオイルソムリエの資格を持っている。

Q.現在の仕事内容について教えてください。

私は、マーケティング部では、ナーチャリング施策とオウンドメディアの運営をしています。ナーチャリング施策では、主にメルマガ配信やユーザーの皆さんが登録するラインアットを運営しています。ターゲティングしたい顧客のセグメントを作成し、配信内容を考えて作成し、配信設定を行なっています。セグメントごとでバナーデザインを変えたり、興味を持っていただけそうなコラムや求人を、時期に合わせて紹介しています。今すぐに転職を考えていない方に対しても配信をしていますが、その際は、例えばメルマガの中で「繁忙期明けの転職活動ってどうしたらいいの?」などというコラムをお送りしており、転職を考えた際にヒュープロを想起してもらえるようにしています。

オウンドメディアの運営では、SEOに基づいたコンテンツ作成とインタビュー記事の作成を行なっています。現在Hupro Magazineでは3000以上の記事がありますが、検索した方が知りたい情報をどれだけ一つの記事に組み込んで分かりやすい記事を作れるかが重要になるため、これまでの記事を見直して修正を加え、新しい記事の作成も行なっています。

インタビュー記事の作成では、ヒュープロに登録してくださっている求職者さまに企業の魅力を伝え、応募していただけるように、企業さまと一緒に企画や方向性についての打ち合わせをし、それをもってコンテンツ作成を行なっています。出来上がった記事に関しては企業の魅力が存分に伝わっているか、求職者の方が見て応募したくなるような記事になっているか、ということを考えながら修正して公開作業までを行なっています。

ヒュープロには未経験で入社しましたが、上記のような裁量を持たせてもらいつつ、上司や先輩方と相談しながら進めることができるので、気持ちよく仕事を進めることができています。

Q.入社したきっかけと入社理由について教えてください。

スペインが大好きで、将来的には独立をするなどをして海外に携わりたいという想いがあるので、ベンチャーで働いてビジネスを学び、会社が大きくなっていくフェーズを自分の目で見てみたいと思っていました。

転職軸は、社風が良く、人が良いところということに加え、将来の夢を実現させるために「今」マーケティングが学べるところという軸で探していました。この軸を基にベンチャーを探していたところ同じ大学出身である山本の記事が目に止まり、実際に応募して山本から直接話を聞いたところ、直感的に一緒に働いてみたい!と感じましたし、選考過程でのオフィスツアーでも、すれ違う方々が気にして声を掛けてくださったりなど、細かい部分からとても良い雰囲気を感じました。
私の中で絶対にヒュープロの一員として働きたいという気持ちが大きくなっていきました。他社も見てはいましたが、ヒュープロはベンチャーというタフな環境かもしれませんが、目標にコミットしてマーケティングについて学ぶことができそうで、さらに「人」という観点でも温かい雰囲気の中でやっていけそうだなと思ったので、入社を決めました。

また平均年齢20代という若い人が多い会社ではありますが、士業や管理部門業界の転職支援サービスという、堅実な事業をしているという点も、良いなと思ったポイントでした。

Q.ヒュープロで広がった「自分の可能性」について教えてください。

前職では、新規営業もありましたが、先輩から引き継いだ既存のお客様に対しての仕事が中心であり、決められているマニュアルやフローに沿って仕事をこなすということが求められており、クリエイティブな考え方はあまり必要とされていませんでした。そのため前職にいた時には仕事に対しても受け身で、例年通りにやりたいというお客様も多かったため、仕事を期日内にいかに終わらせるかということだけを考えて仕事をしていました。

しかし、ヒュープロは前職とは180度違う環境で、 決められた通りに物事を進めたり、先輩から言われたことをやるというような仕事はありません 。これまでのように決まった通りに仕事を行うのではなく、メルマガを例に出すと、開封率やクリック率などを見て、どうやったら改善できるかということを考えたり、どのキーワードがより適切か、といったことを判断するなど、学びながら試行錯誤して運用しています。

自分で考え、細かくPDCAを回しながらトライできる環境で、仕事への姿勢もとても能動的に動く ことができるようになりました。前は仕事が楽しくないと感じることがあり、会社に行くということも憂鬱でしたが、今では「明日はこういうことしてみよう」と考えたり、周りの友達や家族に自分から仕事の話をしたりなど、とてもポジティブな感覚を持てるようになりました。

Q.入社前に感じていた不安や入社前後でギャップはありましたか。

未経験での入社だったのですが、マーケティング部で二人目の社員ということを知り、私が二人目で大丈夫かという不安は少しあったかもしれないです。実際に入社をしてみて、二人目の社員であったため教育体制なども整っていない中、営業とお客さんの商談にいきなり入るなど、目まぐるしいスタートでした(笑)

ですが、前職では大きな会社ですのであらゆることが決まっていて、フローも整っており、先が見えてしまっていたため、決まりきった世界から出たい、変えたいと思っていました。ヒュープロでは体制やフローがまだまだ整っていなかったからこそ、自分で考えて動いていいんだ、と思えるようになり、自分でどんどん開拓していく、という自走する力が身についたと思っています。

教育体制などがきちんと整っているところが良いと思っている方からすると、少し不安に感じるかもしれませんが、私にはヒュープロでのやり方が合っていると思います。今でも自由にやっているつもりなのですが、上司や先輩方には、まだまだもっと自由に動いていいよ!と言われることも多いので、自分の殻を破って、ベンチャーという環境で挑戦させてもらい、どんどん吸収し、成長していきたいと思っています。

Q.ヒュープロに入社してから挑戦したことと、これから挑戦していきたいことを教えてください。

未経験で入社し、マーケティング業務を幅広く経験させてもらっていますが、まずは今やっているナーチャリング施策やSEO施策をきちんと軌道に乗せていきたいです。そしてゆくゆくは、自分の手で士業・管理部門でNo.1のメディアにしたいと思っています。

ヒュープロはコーポレートカラーがオレンジなだけあり、とてもポジティブな空気が流れていると感じています。職場によっては愚痴を言っている人がいたり、ネガティブな感情があると聞きますが、そのような環境ではなく全員が前向きに働いている環境に行きたいと思ったのも当初の転職理由でした。

そしてヒュープロに入社して、常にいろんな場所でポジティブな言葉が飛び交っていますし、課題にぶつかっても、ダメだったねで終わるのではなく、こうしていこう!と前向きに捉えて頑張る仲間がたくさんいる環境に出会うことができました。私にはまだまだ足りていない部分だなと感じているので、明るくてポジティブな仲間がいて、引き上げてくれるというのはすごく魅力的だと思います。

その環境にいるので、No.1メディアも夢で終わらせるのではなく本気で達成させたいと思っています。そのために今は目の前の仕事であるナーチャリング施策やメディア運用など、一生懸命取り組み、将来的には自分で事業をできるほどまでに成長し、大好きなスペインに関われるような仕事ができればいいな、と思っています。

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